池ティーお勧めの映画『グリーンブック』

人生を豊かにしてくれる、お勧めの映画を紹介していきます。

今回は、『グリーンブック』を観たのでその映画評をしたいと思います。

結論から言うと、すごく温かい映画で、観てよかったと思いました。
ぜひ、あなたの大切な人と一緒に観て共有してもらいたいと思います。

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目次

お勧めの映画『グリーンブック』を観た感想

(私の感想ですので、色々ご意見があると思いますがご容赦ください)

実は今回見たのは2回目で、1回目の時よりじっくりと見て内容も理解が深まりました。

まず端的な感想ですが、ドクターシャーリーとトニー、二人の友情が描かれていて、いいなぁと思いました。観た後もとてもいい気分にさせてくれる映画です。

最初は衝突するのですが、次第にお互いを理解し、普通だったら絶対に一緒にならないコンビがお互いにいい味をだし、尊敬しあって友情を深めていく。間延びせず次々とエピソードが描かれていくのも良かったです。

ドクターシャーリーも自分の方が遥かに裕福で才能もあり格上なのに、ゴロツキのようなトニーに興味を持ち、彼の行動や言動を直すよう指導しつつも、次第に寄り添って深く知ろうとする。

ほんとこの二人はいいコンビだなぁと思いました。まぁ実話ですからね。生涯の友人だったとのことです。

トニーの人に好かれるキャラがいいですし、俳優(ヴィゴ・モーテンセン)が、またいい顔と体格をしていますよね。ぴったりだと思いました。

ドクターシャーリーの俳優(マハーシャラ・アリ)も、表情が「実直な洗練された黒人」という感じで、らしさが出ていて好感が持てます。

映画の途中で二人が変な方向に(喧嘩別れなど)行ってほしくないなと思ったりしたのですが、お互いちゃんと元に戻るというか、正しい方に進んでいくのは、映画ならではと思いますが、観ていてストレスが無くて良かったです。

いろいろなエピソードがちりばめられていて、心を温かくしてくれます。

黒人差別や同性愛などが語られており、考えさせられますが、日本人だとあまり黒人差別が身近ではないので、ほんとにそんなことある?と共感できないかもです。
ただ二人の友情の描写がすごく良いのであまり気にならないです。

旅の間中、ドクターシャーリーはトニーが妻に手紙を書くのを見て、ひどい手紙だったので、ロマンチックな文章を教えて助けてあげていたり、洗練された、知性ある話し方、行動をトニーに忍耐強く指導するところが、教養のある人がとる行動だなぁと思い、それに対するトニーの反応も、教養のない人がとるそれだなぁと思いました。

映画トレーラー(GAGA提供)

映画『グリーンブック』トレイラー

映画の背景、知っておくと理解が深まるネタ

(Wikipediaを参考)

これは実話です。

本作は、実在する二人に対するインタビューと、映画内でも描かれたトニーの妻宛ての手紙に基づき、監督のファレルや、トニーの実の息子であるニック・ヴァレロンガによって製作された。

題名は、ヴィクター・H・グリーンによって書かれた、アフリカ系アメリカ人旅行者のための20世紀半ばのガイドブック「黒人ドライバーのためのグリーン・ブック」にちなんで付けられている。

舞台は1962年のアメリカ。ジム・クロウ法という、人種差別的内容を含むアメリカ合衆国南部諸州の州法の総称。黒人差別の真っただ中だった。

基本情報

『グリーンブック』(Green Book)
2018年のアメリカの伝記、多様性を題材にしたヒューマン映画

池ティー
IT系基幹職
IT系会社員(50)が副業にチャレンジし、定年を前にフリーランスを目指します。ITエンジニア歴25年、ブロガー、プログラマー。家事・子育てに追われる毎日。
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