副業では時間が足りなくなります。
やることあり過ぎ・・・これじゃあ一人ブラックだよ~
副業であれもこれもやることたくさんあるのに、
本業から帰ってきたら残された時間は限られてて、
家のことやってお風呂入ってあれこれしてたらもう寝る時間・・・
仕方がない寝る時間を削ってやろう、または朝活にしよう。
こんな感じで時間不足で困っている人多いのではないでしょうか?
私もそうなのですが、副業はハードワークになりがちですね。
かといって緩めれば副業の進捗はかなり遅くなってしまいますし、
まぁいいか明日でとなると、全然進まないなんてことになってしまいます。
成り行きで残った時間で副業をするのではなく、
しっかりと時間を確保して副業も着実に成果を出していきたい。
そんな時間不足で困っているあなたに、
時間確保の方法と考え方を紹介します。
これを読めばあなたも副業の時間が確保できるようになり、
時間の捉え方が変わるでしょう。
■時間確保の方法 エッセンシャル思考に学ぶ
時間確保のいい書籍はないかと探していたら、
この本が見つかりました。
- 『マンガでよくわかるエッセンシャル思考』
- グレッグ・マキューン著
- 高橋璃子訳
- 株式会社かんき出版
マンガ版じゃないのもあるのですが、
マンガの方が日本人向けで読みやすいとのことで、
こちらを選びました。
エッセンシャル思考とは、99%の無駄を捨て1%に集中する考え方です。
- やらなくては
- どれも大事
- 全部できる
これらの3つの思い込み、
ウソを置き換えていく解説がされています。
時間不足に陥るありがちなパターンとして、まず人は成功体験から、あの人はできる人だ、すごい。との評判が立つので、人からの依頼は引き受けてこなすことが当たり前と思い込み、頼れる人との評価を得たいがために、
『マンガでよくわかるエッセンシャル思考』要約
すべてをこなさなければならないと思い込み(自分にはもちろんできると奮い立つ)
結局全部をやることで多方面にエネルギーを使ってしまい、疲れ果てどれも中途半端になってしまう。結果、ほんとうにやるべきことができない。
といったことがあげられています。
そしてエッセンシャル思考では、真実は以下と解説しています。
- やらなくては ではなく選択する →やると決める
- どれも大事は ノイズ →大事なものはめったにない
- 全部できるけどは トレードオフ →なんでもできるが、全部はやらない
また、世の中は情報過多で選択肢が多過ぎ。
俗にいう決断疲れの状態。他人の意見が多すぎる。
欲ばりの時代、何でもできる人が求められる時代。
全部手に入れようの風潮。
マルチに何でもできる人が優秀、あれもこれも、
全部やろうという風潮があります。
それらに溺れず、自分の選択を自分の手に取り戻しましょう!
エッセンシャル思考は、
たくさんのことをやり遂げる技術ではなく、正しいことをやりとげる技術である。
何をあきらめるのか?ではなく、何に全力を注ごうか?を考えることです。
そのためには、
- 見極める技術・・・自分の気持ちに照らし合わせてみる。自分の好きなことは?何が得意?
- 捨てる技術・・・ノーという基準を決めておく
- 仕組み化する技術・・・まとめてやらずにプロセスに組み込んでおく
これらを身に付け、繰り返し回していくことが必要です。
「本当に大切なことはめったにない」というのは、
なかなか核心を突いた思い切った言い回しですね。
マンガもストーリーになっていて、
おもしろく1時間も経たず読んでしまいました。
■エッセンシャル思考を当てはめてみる
エッセンシャル思考を読んでみて、
私の場合に当てはまるのは、
副業であれもこれもとなってしまっている。
ブログもせどりもプログラミングも動画編集も、、、
はたまたYouTubeもやろうとしています^^;
やっぱり1つに集中しないとだめですね。どれも中途半端。
ブログだけ取ったとして、いろんな人があれこれ言っています。
Twitterでさまざまな先駆者の情報がありがたいことに
簡単に目に入ってきます。あれもこれもやろうと教えてくれます。
有益な情報がたくさんです。ありがたいです。
輝かしい成果も情報としてたくさん入ってきます。
しかしそれに惑わされず、まずは自分の道を進みましょう。
すなわち読者の悩みを解決する。
自分の経験体験を伝える記事を書く。
そこに集中すべきと思いました。
立ち止まってよく考えることこそ最善です。
エッセンシャル思考の考えは、
副業だけでなくもちろん本業でも役に立つと思いました。
確かにいろんな人からお願いされますが、
全部引き受けていては身が持たないし、
かといって断るのも角が立つというか気を使いますしね。
その辺のうまい断り方も解説されているので、ぜひ読んでみてください。
「本当に重要なのは何か?」
あなたの時間に対する考え方もガラッと変わるかもしれませんよ。おすすめです。
■仕事の優先順位付けは、重要度で考える
エッセンシャル思考を読んで、
私は仕事の優先順位付けで使えるのではないかと思いました。
これはエッセンシャル思考の本には書いてないのですが、
会社では、よくこのように考えるように言われました。
- 緊急度:高、重要度:高 → 最優先でやる(やらざるを得ない)
- 緊急度:低、重要度:高 → 意識的にやるべき、やっておかないと後で困る
- 緊急度:高、重要度:低 → せっつかれてこればかりやってしまいがち(できればやらない)
- 緊急度:低、重要度:低 → やらない
重要度を見極めて対処するというところは、
エッセンシャル思考に通じるものがあると思いました。
■時間単価の考え方
ところでみなさんは、自分の時間単価って認識していますか?
時間は誰にも1日24時間で平等です。
お金に余裕がある人(俗にいうお金持ち)ほど、
自分の時間価値がどれくらいか?を意識して行動している。
逆にあまりお金に余裕のない人ほど、
あまり時間を大切にしていないように思います。
例えば、自分の時間単価が2,000円だとして、
- 1時間かけて遠くのお店まで行って100円安いものを買うのってどうなんだろ?
- 100円余分に儲けるために2時間の追加作業していたとしたら、割に合わないな?
と思いますよね?自分の時間単価を意識していれば、
無駄に過ごそうとはしないでしょう。
あなたの時間、ぼけーっとしているのはタダじゃないと思うと、
時間を有効活用しようと意識するようになります。
どうせ暇なんだから、空いた時間を使って儲けられたらいいじゃないか
という考えもありますが、
自分の時間はタダじゃないよという考え方ということです。
この意識が無いと、どんどんお金に余裕のある生活から遠ざかってしまいます。
■あなたの時間単価を計算してみましょう
自分の時間単価を計算してみましょう。
簡単なものとしては、収入を時間で割るとわかりますね。
月収(ボーナス含める。年額÷12) ÷ 月に働いている時間
これでもだいたいの時間単価は出ますので、
把握する意味においてはいいのですが、
私は会社のために使っている時間も含めることをお勧めします。
要するに、通勤時間や、会社に拘束されている時間、
出勤するのにかかる準備時間なども含めます。
月収(ボーナス含める。年額÷12) ÷ 会社で働くために使っている月の時間(通勤、昼休憩、会社に行くための準備(身だしなみなど)の時間含む)
時間単価で考えられるようになると、
お金を出して時間を買うという考え方が身に付きます。
時短家電、ツールで、お金で時間を生み出すことができます。
- 洗濯機を乾燥機能付きのものに変える
- お掃除ロボを導入する
- 家事代行を導入する
- サブスクのツールを導入する
割と高めのものを買ったとしても、
時間単価の考えを取り入れると、
結構すぐにペイできるというのがわかりますね。
時間単価の考え方を活用して、有効な時間の使い方をしていきましょう。
■時間単価を意識しすぎるとよくない面も
時間単価ばかりを意識するとよくない面もあるので、
あくまで1つの指標と捉えておきましょう。
- プライベートは対象にしない
- 感情の面は置いておく
- 時給がすべてではない
月収や年収が決まっている場合、なるべく残業をせず、最小限のことのみをして楽した方が得と考えるのはNGです。仕事とは、価値をどう効率よく生み出すか。時間を過ごせば自動的に報酬をもらえる訳ではないことを常に意識することが大切です。時給ありきではありません。
- 時給だけで考えると失敗するケースもある
労働の時間を忘れてしまいがち。時給単価だけでなく総量で考えないと、判断を誤ります。必ずしも時給が高い=稼げる仕事ではないということです。
- 非効率な時間の使い方をしていてもいい場合もある
将来につながる投資と考えれば、それでもいいこともあります。例えば、実績作りのため低単価でも経験を買う、自己投資、勉強のためなどです。
- 時給だけで考えると、将来への投資に踏み込めなくなるので要注意
現状維持バイアスがかかってしまい、今がいちばん効率よい、合理的(ほかのことにチャレンジするのは無駄)ということになってしまいます。今時点での時給に囚われると将来に向けて動けなくなるので注意しましょう。
あくまで1つの指標と捉えましょう。
■まとめ
- エッセンシャル思考とは、99%の無駄を捨て1%に集中する考え方です。
本当に重要なもののみに集中し、他は捨てる。
何が本当に重要なものなのかを選択し、捨てるものを見極める考え方です。
- また、時間単価という考え方を紹介しました。
何かを判断するときに、感情や目先の損得だけで判断するのではなく、
時間単価という指標をもっていることで、
別の切り口で考えることができるようになります。
ただしこれは悪い面もあるので、こればかりに囚われすぎないようにしましょう。
- 会社員は給与が上がりにくく、時間単価が上がりにくいので、
副業で収入を増やし、あなたの時間単価を上げていきましょう。
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